世界最高峰の頂!!エベレストはネパール からは見れない?!11
どうも!!次代が生んだスーパースター、ちぐざいるです!!
数々のトラブルはあったがなんとかカトマンズはタメル地区のホテルに辿り着き朝を迎える。
そうだ、ここにきた目的は別にウジ虫の生態を観察するわけでもなんでもない、
世界最高峰のエベレストを見るために来たんだ!!
そう思い出したぼくはホテルから慌てて外に出た。
が!!
当たり前だから昨日あれだけ迷ったレベルの建物超密集地帯。
ビルの屋上でもない限り、見えるはずがない。
どこか見晴らしのいい場所まで行かないと見れないだろうと思った僕は近くにそのような場所はないか探した。
すると、
通称 モンキーテンプル
スワヤンブナートだったかな。
という丘の上にある寺院のような場所が滞在してるホテルから15分程度歩いたらあるようなので
行ってみるとする。
昨夜は気づかなかったが、昼間になるとものすごくカトマンズの街は埃っぽい。
乾燥している上に道路が土だったりするから砂埃がハンパないのだ。
さらに季節は11月なのだが日差しが強くめちゃくちゃ暑い。
さらに通称モンキーテンプルについた僕はさらに驚愕する。
めちゃくちゃ階段を登らないといけないのだ。
野球部がおれは!!
なんか物乞いみたいのいたし。
さらに階段の途中に関所のようなとこがあり
そこでお金を払わされる。
入場料いるんかい!!
さらにこれは途上国あるあるだがなぜか
その国の人はタダだったり安いのに
観光客となると3倍から5倍の金額を要求されるのだ。
そして、はあはあいいながら階段を登り終えると
モンキーテンプルというだけありめちゃくちゃ猿だらけだった。
そして見晴らしのいい場所を探してエベレストを探す。
が
見えない!!
360°見渡しても全く見えないのだ!!
そんなバカな。。何のためにぼくははるばる2日もかけてネパール に来たのだ。。
そう、ネパール の首都カトマンズからヒマラヤ山脈の最高峰エベレストは直線距離でも200キロ以上離れており、どんなに天気の良い日でも
あべのハルカス並みの高層ビルでもスカイツリーでも見れないのだった。
おしまい。
世界最高峰の頂!!エベレストはネパール から見えない?!10
どうも!!次代が生んだスーパースター、ちぐざいるです!!
わかりにくい街ネパール はカトマンズのタメル地区で迷子になってしまった僕は怪しい路地裏に入ってしまい、ハッパハッパと声を掛けられる。
ハッパとか簡単に言うと麻薬である。
さすがに身の危険を感じ急ぎ足で走り去った。
しかしどこまで歩いてもさっきいたような場所に戻り出る。
マジでわけわからない街である。
結局1時間以上歩き彷徨ってやっと明るい賑やかな場所にでる
なんとか見覚えのある場所まで辿り着きホテルに着いた。
ネパール に来た時はマーキングは必須である。
そんなこんなで部屋に戻ろうとホテルのレセプション兼バーを通ったら
hey!BOY!!
と声をかけられる。
振り返るとなんか
陽気な兄ちゃん2人組がいて手招きをされる。
なんかビールを奢られて一緒に飲むことに。
どこの国のやつで何言ってるかよくわからなかったが
モニターにサッカーの映像が写ってたのでサッカーの話で盛り上がった。
そして部屋に戻ったらもう時計は2時近かった。
さて寝るかと
部屋にあるシャワーを浴びようと蛇口をひねったが水が出ない!!
やっとこさ出てきたと思ったら真水とまでは行かないけれどほぼ水である。
時期は秋でネパール は高地なので夜になると気温は10℃近くなる。
震えながらシャワーを浴びた。
そして今度は歯を磨こうと歯磨きを終えたら洗面台の水が詰まって流れないではないか。
さすがに眠かったしそのまま寝てしまったのだがこれが明日とんでもないことになるとはこの時はまだ知る由もない。
次の日も祭りの真っ最中。
なんか爆竹の音で目を覚ますと朝8時くらいだった。
とりあえずシャワーを浴びようとバスルームに行ったらまだ洗面台の水が溜まったままであった。
よく見るとなんかゴマみたいなものがたくさんうごめいている。
なんだろうと思い近くに行って見てみると
ウジ虫ではないか!!
昨日たまった水にウジ虫がわいていたのだ!!
基本的に海外行ったら二つ星ホテルに泊まると決めているので今までもたくさんの国の同レベルのホテルは経験したがさすがにウジ虫がわいたのは初めてだった。
恐るべきネパール 。
とはいえネパール である。ネパール に来た理由は
そう!世界一の山を見ることだ。
昨日は到着してらすでに夜だったため景色が見れなかったが夜が明けた。
外に出てエベレストを拝見しよう!
そう思って外に出た。
つづく。
世界最高峰の頂!!エベレストはネパール から見えない?!⑨
どうも!!次代が生んだスーパースター、ちぐざいるです!!
なんだかんだネパール のホテル着くまでに9話もかかってしまったが
なんとかホテルに着いたすでに20時を回っていたので僕はまず腹ごしらえをするために飲み屋街へと赴く。
外に出てみると所かしこで、ティハールのお祭りの催しをやっている。
後から知ったのだがティハールていう祭りは子供が主役で子供が近所の家や店をまわってお金やお菓子などをせびるという、ハロウィンのネパール 版のようなお祭りのようだ。
なので子供たちは店の前で物乞いをしたり
踊りを踊ってアピールしたり。
この子なんてめっちゃもらっている。
そんなお祭りが夜な夜な3日間つづくらしい。
今日は初日。
しばらくフラフラするとギャルソンみたいな人に誘われるままに入った飲食店で食事をすることに。
なんかカツカレーみたいな謎のモノを食べた。
このギャルソン、なんかやたらぼくに絡んできて
なんか文字の書いた鐘みたいなのをやたら触れ触れと言ってくる。
あまりにしつこいので言われた通りに触ると
言わんこっちゃない
金を払えと言われた。
絶対そうだと思ったが。
ちなみにこの謎の物体、後からしったのだが
マニ車と言ってよく見るとお経が書いてあり、
一回回すとそのお経を読んだことになるらしい。
なんじゃその有り難みの一切なさそうな裏技は!!
そんなこんなで初めてくる国なのにビールを4、5本飲んだあたりで店がクローズの時間ということで僕はホテルに帰ることに。
ネパールの夜は早く、22時を過ぎるあたりから店がどんどん締まりだし、0時を過ぎてやっている店なんてほとんどないのだ。
さて、千鳥足でホテルに帰ろうとしたら、、
道がわかんねえ!!
カトマンズのタメル地区という場所は観光客はみなこの地域に泊まるという場所のくせに本当に狭い土地にホテルや飲食店やみやげもの屋やが集中しており、目印になるようなものも少なく、
まったくわけわかめなのだ。
多分京都に来た外人さんも同じ気持ちなんだろう。。
完全に迷ってしまった。
さらに時効は午前0時をまわり、先程言ったようにあたりの店はどんどん閉まっていきそれでなくても分かりにくい街がもっとわけわからなくなってくる。
するとふと人気のない場所に出てしまった。
こんな時、人間は本能でなんか危険を察知する。
一人の男が声をかけてきた。
ハッパ、ハッパ。
つづく。
世界最高峰の頂!!エベレストはネパール から見えない?!⑧
どうも!!次代が生んだ、スーパースターちぐざいるです!!
ネパール で怪しいタクシーを拾った結果わけわからないところで降ろされる。
そしていかにも怪しい雑居ビルへ連れてかれる。
そして事務所のようなとこへ案内されるとしばらくして、ジャケットを着た男が現れた。
あきらかに怪しい。
さらに逃げ出そうと思ったがドアは2人の男が固めてるじゃないか!!
終わった‥
きっと身ぐるみを剥がされて内臓を売られるのだろう。
恐る恐る回したカメラの映像。
そう考えているとなかなか流暢な日本語で話しかけてきた。
海外で日本語が上手なやつほど怪しい奴はいない。
コンカイノヨテイハ??
そう聞いてきた。
なのでエベレストを見にきたと伝えると。
そのジャケットの男は
エベレスト!!ナライイプランアルヨー!!
といってエベレストまでのツアーを進めてきた。
そうこの男はツアーコンダクターだったのだ。
ここで申し込んだらめちゃくちゃお得だとか、変なとこで申し込んだらめちゃくちゃ高いとか
色々進勧めてきたが
大丈夫!!そんなエベレスト見れるから大丈夫!!
と一蹴した。
これが後から後悔することになるとも知らず。
結局、商談は破談に終わり全て断ってビルから出るとちゃんとタクシーは待っていた。
さらにトランクも開けると荷物も無事だった!!
なんかよくわからないことに振り回されたまま
なにはともあれ無事にカトマンズはタメル地区というホテル街と言うにはちょっとイメージと違うが
大抵の観光客が集まる宿が密集する街へと降り立った。
立ち並ぶタルチョがいかにもネパール って感じでしょ。
そして僕の滞在地となる
ホテルギャラリーネパール
へと到着した。
ここは俗にいう二つ星ホテルである。
二つ星というと例えばミャンマーでは停電は当たり前、
ラオスではヤモリだらけだった。
さて、ネパール はというと、、
とりあえずレセプションの兄ちゃんがめちゃくちゃフレンドリーだった。
そして部屋に入ると
ラブホかよ!!
とは思ったが別ぞんそこまで悪くはない。
お風呂も別にビックリするほど汚くはない。
二つ星ならこんなもんだろう。
トイレもちゃんと流れる。
とりあえず安心して飲みに行くことにした。
この後、ネパール の二つ星の恐ろしさを知ることになる。
つづく
世界最高峰の頂!!エベレストはネパール から見えない?!⑦
どうも!!次代が生んだ、スーパースターちぐざいるです!!
ティハールというネパール のお祭りのせいで?大渋滞のホテルまでの道中、
なぜかホテルなんてないのに降りろと言われる。
僕がホテルなんてないから意味がわからないというと、助手席の男がドアを無理矢理開けてきた。
いよいよ身ぐるみを剥がされる時が来た。。
訳の分からないまま車から降ろされる。
そしておれに付いてこいと目の前の怪しい雑居ビルのような建物に入るように背中を押してくる。
しまった!車のトランクの中にはキャリーバッグが入っているんだ!
間違いなく盗まれる!そう直感で感じた僕は、
建物に入るのは分かったから荷物だけはトランクから出してくれと必死にお願いした。
しかしその助手席の男は、
ダイジョブ、ダイジョブ マッテルカラ と言い無理矢理連れてこうとする。
ぼくは焦ってとりあえず車のナンバーだけでも撮影した。
そして僕は訳がわからないまま、荷物も奪われたまま雑居ビルに連れていかれたのだ。
付いてこいと案内されると足元もおぼつかない真っ暗に近い階段をひたすら登っていく。
もう恐怖しかない。多分僕はここで身ぐるみを剥がされる。パスポートも奪われる。
絶対車もいないに決まっている。荷物も失った。。
なんなら殺されるんじゃないか。
それくらい怪しい建物だった。
そして案内された部屋に通される事に。
そこにはもう1人いた。
なにやら仰々しいデスクのある部屋に通され、
しばらく待つように言われる。
聞き耳をたてるとどこかに電話しているようだ。
多分これから組織のボスが来るんだろう。
とりあえずドアは空いているので本当にやばいと思ったら全力ダッシュで逃げよう。
そして5分ほど待たされると、
ジャケットを着たいかにも怪しい男が現れた。
これから何をされるのであろうか。
つづく
最高峰の頂!!エベレストはネパール から見えない?!⑦
どうも!!次代が生んだ、スーパースターちぐざいるです!!
カトマンズに入国した時にはすでに日が暮れとりあえずホテルまでの足を探していたのだが、
乗ったタクシーが2人組だった。
え?なぜ2人組??ドライバーはわかるがなぜ助手席に1人いる!?
タクシーに助手なんている??
恐怖しかなかった。。
とりあえず率直に、なぜ2人なのか聞くと
私はタクシーのスタッフだ。
と謎の回答が返ってきた。
もうなんかこれ以上深掘りすると怖かったので納得するフリをした。
そしてやたら今はネパール の祭りの最中だとめちゃくちゃアピールしてくる。
そう、僕がネパール に滞在した11月はネパール の祭り、ティハールというものの最中だったのだ。
まぁ、だから何だというのだ。
これが普通なのか祭りで祭日だからなのかは分からないが道がめちゃくちゃ混んでいる。
インフラが整っていないにしても酷すぎる。
全く動かないのだ。
僕としては一刻も早くこの危険なタクシーから脱出したいのになかなか進まない。
しかもいくらしたんだ?とか
本物か??とか
やたら僕が持っているiPhoneをいじってくる。
いや、あきらかに狙ってるやん!!
さらに車の中から青龍刀ショップみたいのが見えてリアルに怖かった。
模造品だとは思うけど。
とはいえネパール の治安なんて全然知らないから、
なによりこの謎の助手のいる2対1の状況から早く抜け出したかった。
するといきなり車が止まった。
聞くと、降りろと言ってくる。
目の前にホテルはない。
いや、ここはどこだ??ホテルじゃないじゃないかと聞くと
無理矢理、助手席のやつがドアを開けてきた。
頭が真っ白になった。
つづく。
世界最高峰の頂!!エベレストはネパール から見えない?!⑥
どうも!!次代が生んだスーパースター、ちぐざいるです!!
なぜかやたら厳しく何人も返されるネパール はカトマンズの入国審査。
ついにぼくの番がやってきた。厳しそうな審査管は
ぼくの名前がYUKIとなっていることを
つっこんできた。
なぜだ??
偽名でもないし怪しい名前でもない。。
僕は恐る恐る、YUKIで間違いありません。なぜ??
と聞き返した。
すると
your lady?!www
と大爆笑しだした。
つまり多分だけど女みたいな名前だな!とからかわれただけであった。
なんという無駄な時間。
なんという無駄なストレス。
普通に入国できました。
やっとこさ入国できたときはもう日が暮れかかっていた。
そして未開の地、カトマンズへと降り立った。
入国にかなり時間をくったためかふざけたキャリーバッグだから嫌がらせか
荷物受け取りに着くと完全に放置されているちぐざいるバッグを発見した。。
そして
ここからが旅の醍醐味。
何も知らない誰も知らない土地感もない、場所でとりあえずホテルまで辿り着かなくてはならない。
その徐々に状況が冒険心をくすぐるのだ。
とりあえずあきらかに怪しいタクシー拾ってベトナムで全財産奪われた経験があるので
(以前のブログ参照)
なるべくボロボロの車は拾わないように注意した。
まぁどの国でもそうだが空港のタクシー乗り場は
白タクの客引きでごった返し、
ハリウッドスターな気分を味わえる。
この日もそれにならって怪しさ満載の輩がたくさん声をかけてくる。
ネパール はタクシー会社のペイントがされてるわけではなくどれが正規タクシーでどれが白タクか全くわからなかったので
とりあえず綺麗めなセダンタイプの車に近づいて
ホテルの住所を見せた。
ちらっと車を見るとメーターがついてなかったので交渉制か、、ちょっとめんどくさいけどまあとりあえず乗る前にちゃんと料金確認すればいいかなと
料金を聞くと500ルピーで言ってくれるという。
ネットでは僕が滞在予定のタメル地区と呼ばれるホテル宿が集まる地区までは700ルピーが相場のようだからこれは安いぞと乗る事にする。
車に乗ると、まさか運転手以外にもう1人助手席に乗っていたのだ。
車は急加速で走りだした。
身の危険を全身で感じた。
つづく。