ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

ちぐざいる新聞

次代が産んだスーパースターちぐざいるです!人生をふざけろ!

3.11を忘れない。

2011年3月11日、午後2時46分。

 

未曾有の大災害が日本を襲った。

 

 

f:id:chiguxile:20190311192253j:image

 

 

 

 

その時僕は会議中で会議室にいた。

 

ゆらーっと船に揺られるような気持ち悪い揺れを

感じたのを覚えている。

 

初めての感覚だった。

 

 

 

 

 

その揺れが大きくなったり小さくなったりして

 

長い間続いた為、さすがに怖くなり

 

みんな会社の外に飛び出していった。

 

 

避難訓練は毎月やっていたが実際パニックになったら、

まず身の安全を確保することもなく

 

みんなバラバラに外へ駆け出て行った。

 

いざとなったら冷静な判断なんてできないんだなと

思い知った。

 

 

 

 

その日は金曜日だったので

仕事がおわったら遊びに出かけた。

 

この時は

大きい地震があったんだなくらいにしか

考えてなかった。

 

そして日付が変わる頃帰宅する。

 

 

 

そして

ふとテレビをつけると、そこには衝撃の映像が流れていた。

 

津波によって飲み込まれていく街並み。

船や車が民家に流されていく。

 

まるで映画を観ているような映像だった。

 

 

まだこの時点で被害者の数が把握できてなかったからであろう。

報道ではこの時点で100名にもみたない被害者数を

伝えていた。

 

でもこの映像を見る限りそんなわけがないことは

すぐにわかった。

 

そしてこれから何日も何日も全てのチャンネルで

この震災の報道のみになり、

 

様々なインフラが止まった。

 

職場でもトヨタのラインが止まった為、

操業停止。

僕はスタッフだったのでその対応に追われた。

 

 

 

そして続く原発事故。

 

原発反対を唱えるのは簡単だが、

 

その代替エネルギーは見つからない。

 

 

ただこれ以降、日本人の防災の意識は

格段に高まり、避難場所の確認や

安否確認の取り方や、

非常食や水の常備など

危機感を持つようになった。

 

決してこの震災を無駄にしてはいけない。

 

 

そしてもう一つ。

 

 

 

僕は3年前被害の大きかった気仙沼市に行った。

 

その時、ヒッチハイクで乗せてくれたお兄さんが

こう言っていた。

 

『来てくれて嬉しい。風化されるのが1番悲しいんです。まだ家に仮設住まいで帰れない人がたくさんいます。これからもずっと震災は終わらないんです。』

 

そして愛知への帰りの道中。

 

通った福島でみた山のように積まれた汚染土を

忘れない。

 

 

 

震災は終わらない。

 

 

 

 

 

おわり。