可愛い客引きは必ずぼったくり説【前編】
どうも!!次代が生んだスーパースター、ちぐざいるです!!
ちょっと暗い話が続いたので笑える話を
しようかなと思います。
ちゃんとした会社に働き出してしばらくたちお金に
余裕もできてきた27くらいのころ
毎年夏のボーナスをもらったくらいの週末に
ちょっと背伸びをして名古屋の繁華街、
錦という街で飲み会をするというのが
地元の悪い友達3人との恒例になっていた。
といっても、そんな中部地方を代表する繁華街の
店に詳しいわけもなく、
記念すべき初年度の年、フラフラと店を選びかねていた時の話だ。
『こんばんは。お店をお探しですか??』
振り返ると、
めちゃくちゃ可愛い女の子が立っていた。
(こんな感じの黒髪の女の子)
聞くと、飲み放題1,000円で120分だと
言うのだ。
世間知らずの無知な僕らは、
女の子が可愛かったのも拍車をかけ
喜んでついていく。
ちょっと行った雑居ビルの中にその店はあり
若干怪しかったが店内に入るとその怪しさは
さらに輪をかけた。
スナックのようなバーのような店をそのまま
いぬいたような店内。
カウンターにテーブルと背もたれもない椅子が
並んでいた。
(こんな暗くなかったけどね)
その可愛い女の子とはそこでバイバイで、
中には男の店員しかいなかった。
当たり前なのだが、なぜか裏切られた気持ちになった。
そこから明らかにファンキーな金髪の店員に
料金の説明を受ける。
飲み放題にはビールは含まれておらず
よくわからん割物系しかなかった。
ビールの飲み放題は3000円と普通の値段がした。
しかもビールでもなく金麦だった。
さらにフードメニューがめちゃくちゃ高かった。
値段までは覚えていないがめちゃくちゃ高かったのだ。
店の雰囲気も相まって、さすがにこれは怪しいと
とりあえずビールと枝豆だけを頼むことにする。
すると、そこから頼んでもないのに、
やれ唐揚げだ、やれ広島焼きだと
めちゃくちゃ出てきた。
まるで
のコントのように。
その度に、
頼んでないですよ?
と訂正する。
あまりに怪しいのでビールみんなで3杯と
枝豆を頼んだだけで帰ろうとすると
お会計は10,000円。
しかも、内訳が書いてないのだ。
いやいや、おかしいだろと店員を呼び
内訳をみせてもらうと
頼んでいないものがいっぱい入っていた。
さすがにこれはあり得ないと文句を言い、
店長を呼ぶように店員に言うと、
中から、金髪モヒカンピアスだらけの
いかにも危ない奴がでてきた。
つづく。