伝説の川崎事件とは【後編】
どうも!!次代が生んだスーパースター、ちぐざいるです!!
川崎に住む幼馴染のシンちゃんのところに
遊びに行き、何を思ったかキャバクラに行ってしまった御一行。
伝票をもってくるのかと思ったボーイは
意外なことを言う。
『お連れ様全員延長なさるみたいですが、延長なさいますか??』
僕らのなかで、キャバクラを延長してまで
楽しみそうなやつは1人もいないのだが‥
ふと湧いた疑問。
ただ、隣を見ると吉高由里子がいる現実。
延長します。
二言返事だった。
そしてまたまた夢のような時間はあっという間に過ぎ、
ボーイがまた延長を勧めてきたが
さすがに帰りますと言った。
出口に友達がいなかったのでウロウロしていると
『お連れ様、外でお待ちですよ』
と言われたので店の外に出ると
いない!!
仕方なく、電話をするかと携帯を出すと
携帯の充電が切れている!!
え?!ここどこ??
そう、シンちゃんの家は川崎といったものの
川崎駅からは3つくらい離れている場所なのだ。
さらに、延長をしたせいで終電の時間は
完全に過ぎていた。
つまり、遭難したのだ。
それじゃなくても方向音痴の僕が
シンちゃんちにたどり着くことなど
月に行くより難しい‥。
しかし、ここからが恐ろしいのだが
そんな状況に逆にワクワクして
これはもう朝まで飲むしかないと
近くにあったダーツバーに入った。
そしてカウンターのとなりの席にいた男2人組と意気投合して一緒に飲んでいた。
僕が名古屋から来たこと。
友達とはぐれたこと。
終電逃したこと。
携帯の充電切れたこと。
などを話すと大爆笑され
なんとそこの飲み代を奢ってくれた。
プロ奢レイヤーである。
さすがに飲み過ぎてそこからの記憶が曖昧なのだが
気がつくと、友人の家で寝ていた。
聞くと、夜中の2時過ぎに帰ってきたらしい。
タクシーに乗ったような気もするし、でも
覚えていない。
というかシンちゃんちの住所も場所もよくわかっていないのにタクシーで場所を伝えれたのか?
全くの謎である。
さらに友人達は誰もキャバクラを延長していないらしく
ボーイに完全に騙された。
全ては僕の携帯の充電が切れたから連絡取れなくて
置いてったらしい。
(それも恐ろしい話だが。。)
ただ、僕がどうやって帰ったのかは
今でも謎である。
おしまい。