東日本縦断ヒッチハイクの旅!!その先で見たものとは?⑤
どうも!!次代が生んだスーパースター、ちぐざいるです!!
個性抜群のリョージと一緒に旅をすることになったぼくはとりあえず王子インター入り口の付近まで
行き、ついにヒッチハイクスタートする。
旅2日目。王子南インター付近。
正直中学卒業してからどの高校に行ったかすら知らないような関係。
王子インターまで歩きながら空白の20年を埋めることになるのだが
簡単に話すと彼は大学から東京で暮らし、今は会社勤めしながら個人輸入でも稼いでいる
なんかめっちゃカッコいいやん。
実際すげー金持ちっぽかったし。
そしてインター入り口ら辺に着くと
目的地を 東北方面
と明記してヒッチハイクスタート。
新宿とは違い交通量は多いが人は少ない為、とりあえず恥ずかしいとかは少なかったが
それでもたまに通りかかる人から
頑張って〜なんて声をかけられた。
嬉しいやら恥ずかしいやらな気持ちを抑えながら
ボードを掲げていると
止まってくれないにしてもブレーキを踏んでくれたり、ごめんみたいなリアクションをしてくれる人がたくさんいてヒッチハイクしていて楽しかった。
すると30分程で一台の車が止まった。
ドライバーの爽やかな男の人が出てきて
どこまで行きたいの??
と聞いてきたので、
気仙沼まで行きたいです!!
と告げると大笑いしながら
浦和までだったら送ってあげるよー
と言ってくれた。
初ヒッチハイク成功の瞬間である。
この爽やかイケメンの人は、なんと今仕事中で
都内での仕事を終えて今から高速で浦和に帰るところだったという。
仕事中にこんなふざけた野郎見たら、働け!!
と僕なら思ってしまいそうだがなんて心の広い人だろうか。
さらに浦和に帰るはずなのにわざわざもう少し先の
岩槻市というところまで送ってくれたのだ。
こんなとこまでしか送れなくてごめんとやたら謝ってきたしほんとに神様だった。
最初から神様のような人を拾ってこれは幸先がいいと感謝の気持ちが止まらなかった。
そして岩槻のインターチェンジで降りて
降ろしてもらった。
今回乗せてくれた人全員に、いるいらないは別として御礼の気持ちとして
ちぐざいるシールを作成した。
気仙沼に無事着いたら連絡ちょうだいね!応援してるよ!!
と言ってくれ連絡先を交換して別れた。
ほんと感謝しかなかった。
そしてその勢いそのままさらに北上する為にヒッチハイクを続けた。
時は夕方17時過ぎ。5月とはいえ西日が眩しい汗ばむ陽気の中、さっきまでの勢いとは裏腹にまったく
捕まらなくなってしまった。
1時間過ぎてもまったく当たりもなく、王子インターに比べたらドライバーさんのリアクションも冷たい。
もうこれは少しでも歩いて場所を変えた方がいいかなと思った矢先、ヒッチハイクしている後方の脇道からクラクションを鳴らされた。
なんかチャラい車だったしこれはからかわれてるのかなと無視しようとしたら
なんかグラサンにスーツのガタイのいいドライバーさんが降りてきてこっちに向かってきた。
つづく