東日本縦断ヒッチハイクの旅!!その先で見たものとは?⑦
どうも!!次代が生んだスーパースター、ちぐざいるです!!
心ある人たちに支えられてなんとか羽生サービスエリアというところまでたどり着いたが
そこからのヒッチハイクに苦戦し辺りは真っ暗になっていた。
旅2日目。羽生サービスエリア。
暗くなると顔がわかりにくくなる為どうしても捕まりにくくなる。
時刻は20時をまわっていた。
僕はこの度は野宿も覚悟していた為、寝袋を持っていたがリョージは持っていなかった為
何がなんでも捕まえると気合が入っていた。
しかし夕ご飯どきも過ぎると車も一気に減り出してしまう。
これはいよいよダメかな。。
と思った矢先前を通り過ぎた車が止まった。
ベンツのワゴン車だった。
どこまでいきたいの??
と聞かれたので
とにかく北へ行きたいです!!
と意味のわからない回答をすると
おもしれーじゃん。よくわからんけど乗ってく?
と言ってくれた。
ヒッチハイク成功である。
乗せてくれたのはなんと都内から秋田の実家に帰る途中の4人ご家族で
お父様は会社を経営しているらしい。
中に乗ると奥さんと小学生くらいの男の子と女の子がいた。
家族団欒の中こんなわけわからない奴らを乗せてくれてほんとに感謝だった。
2時間くらい捕まらなくてもうサービスエリアで寝ることを考えてたと言うと
運転しているお父様は
なんでこんなおもしれーやつら乗せないんだろうなぁ。絶対乗せるだろぉ。
と言ってくれた。
金持ちはちょっと変わった人が多いのか。
この息子さん、小学5年くらいだったのだが
プロスケボー選手を目指しているらしく
途中立ち寄った郡山サービスエリアで技を見せてもらったのだが、ジャンプしたりくるりと回ったり
説明が難しいのだが
めちゃくちゃすごかった。
こいつはプロになるなと思い、出る芽は早めに取り入っておこうと
ちぐざいるシールを無理やりボードに貼らせた。
車の中はなんか経済の話をするお父様とリョージと
アホなゲームで盛り上がっている子どもたちと僕とで
あっという間に宮城県に入った。
ここから道が分かれるので、仙台近くでおろしてもらうことに。
しかしこの辺はめぼしいサービスエリアがない。
仙台付近もなんもないと言われたので山での野宿を避ける為
なるべく仙台駅の近くのインター出口、
名取インターチェンジで降ろしてもらうことになった。
インターチェンジ降りるとすぐドライブインみたいなのがあったのでそこで降ろしてもらった。
まだこの先道は長いのにわざわざ一回高速を降りて
降ろしてくれた。
ほんとに感謝しかない。
そして必ずゴールすること、スケボーのプロになったらちぐざいるシールを付けてアピールしてくれること
を約束して別れた。
心あるご家族のおかげでかなり進めた。
時刻は23時。
さて、これからどうしようかと思ったが、
落ち着いて周りを見渡すと
何もない!!マジで真っ暗な田舎道だった。
つづく