東日本縦断ヒッチハイクの旅!!その先で見たものとは??11
どうも!!次代が生んだスーパースター、ちぐざいるです!!
次の目的地を石巻市に定めた僕らは石巻の宿を探すことになったがなかなか見つからず
やっと見つけた宿は、普通と違うと言われた。
旅3日目。石巻市。
ナビが案内したところは、真っ暗のなにもないさら地に立つプレハブの建物だった。
明るければこんな感じ。
看板もなくわけがわからなかったので
とりあえず事務所みたいなところに行き聞いてみると
間違いなくここだった。
ここは元々、震災時の救援に来てくれた自衛隊などの方々の宿泊小屋として使用していたものを
ホテルとして再利用しているという。
そういう意味の普通のホテルとは違うということだったのか。
こんなホテルここに来なければ泊まれることもなかったので
むしろ貴重な経験になった。
ということでチェックインし、ここまで送ってくれた後輩達にお別れを告げる。
ほんとにこいつらがいなければ気仙沼まで行けたから分からないし本当に助かった。
見た目とは裏腹に礼儀正しかったし。
時刻は10時過ぎくらいだった。
ということでこの日は別々の部屋に泊まることができ、お互い久しぶりに1人の時間を過ごす。
僕は事務所に行き、事務所のおばさんに色々話を聞いた。
この辺はもちろんすごい揺れたがそこまで津波の被害ということはなく、安全だった。
なので自衛隊やボランティアの方々の宿泊場所になったのだがなかなか石巻というイメージから
なかなか人が訪れず寂しい町になってしまった。
と語ってくれた。
どこでも言えることだが僕みたいな見るからにふざけたやつでも暖かく迎えてくれる東北は。
そして次の日。集合時間よりもちろん遅れてきたリョージと次の目的地を決めることに。
というのもこの石巻市というのは、ほんとに何もなくここにとどまることは難しいと考えたからだ。
持ってきた中学の地図帳を広げ、どこに行くか考える。
これも旅の醍醐味なのだ。
そしてリョージが一言
近くに松島があるじゃん!!ここ目指そうぜ!!
松島とはオセロでも虎に噛まれた人でもなく
日本三景の一つである。
僕は天橋立と宮島はすでに行ったことがあったのでまさか最後の一つをリョージと行くことになるとは。
ということで早速、松島と書いてヒッチハイクを始める。
が、マジで車が一台も通らない。というか人すらいない。
周りに何もないから当たり前なのだが。
つづく