東日本縦断ヒッチハイクの旅!!その先で見たものとは??13
どうも!!次代が生んだスーパースター、ちぐざいるです!!
とりあえずフェリーという手段を使い南下したぼくらは、どこにいるのかよくわからなかったが まず周辺での1番の都市らしき いわき市 を目指す。
旅4日目。塩竈市。
幸い車の通りの多い国道が近くにあったので
そこでヒッチハイクをすることに。
これだけ毎日ヒッチハイクをしていると、感覚的に捕まりそうか全然ダメかがわかるようになってくる。
この塩竈市を通る車は皆僕らの前で減速したり
笑ったり、ごめんみたいななにかしらリアクションをしてくれる車ばかりだったので
なんか捕まるような気がした。
案の定、15分足らずで車が止まる。
車から出てきたのはキレイな奥様とダンディなお父さんで、
いわき市までは行かないけど方向は一緒だから
途中まで連れてってやるわ!
と言い乗せてくれた。
奥さんマジでキレイでした。
このいかにも金持ちなご夫婦は、大学生の息子さんがいらっしゃるらしいのだが
その息子さんがヒッチハイクで東京まで行ったことがあるらしく
息子さんからヒッチハイクしてる人がいたら
乗せてあげてねと言われていたので今回乗せてくれたらしい。
息子さんありがとう。
車中、その息子さんに奥様が電話してくれて
いつか一緒に旅したいですね!!と言ってくれた。
まぁ、結局連絡先交換し忘れたのだが。。
そして車を走ること2時間。
そしてかしまサービスエリアというところでおろしていただいた。
南相馬市。これもまた震災の報道で何回も聞いた街である。
いつのまにかそんなところについていたのだ。
たしかにサービスエリアに何箇所か現在の被爆量を示す計測機が設置してあった。
あたりは真っ暗だったがそこそこでかいサービスエリアだったのでとりあえずお腹が空いたので
レストランがありそうな建物へ向かうと
シャッターを閉め出すではないか。
聞くと、20時までであれよあれよという間に
全ての施設は閉まってしまい、トイレ以外使えなくなってしまいました。
もはやサービスエリアでもなんでもない道の駅である。
そんなサービスエリアに人がこれから集まるわけもなく完全に閑散としてしまった。
そして5月上旬。めちゃくちゃ寒くなってきた。
とりあえずここから脱出しなくてはとヒッチハイクを始めようとしたが車なんてまったくなかった。
こんな被爆計測機があるようなとこでリアルに野宿が現実味を帯びてきた。
つづく