東日本縦断ヒッチハイクの旅!!その先で見たものとは??18
どうも!!次代が生んだスーパースター、ちぐざいるです!!
水戸市の偕楽園という庭園を満喫した文学的なぼくらはついに 東京 というボードをかかげることになる。
旅5日目。水戸市。
とはいえ、偕楽園付近は観光バスしか通っておらず
さらにインターからは離れていたため、
とりあえず近くの水戸西インターまで歩くことに。
しようと思ったが思いのほか距離があった。
さすがにこのときの僕らは疲れていて今から1時間以上歩く元気がなかった為、
交通機関を使うことに。
近くにバスターミナルがあったのでそこからインター近くのバス停まで行くことにした。
おっさん2人にはなかなかハードな旅だったので
バスの中では爆睡だった。
着いたバス停の近くにドライブインみたいなところがあった。
そして時刻は17時半。ついに最終目的地の東京を目指してヒッチハイクを始めることに。
車の通りも多いしなによりこの日は5月5日。
Uターンラッシュ真っ只中なはずなので絶対にここから東京に帰る人達がいるはずだという自信もあった。
が、ここからまたなかなかつかまらない。
リアクションはしてくれるのだがやはりみんなも帰省で疲れているのにこんなおっさん2人を乗せたくないのかなかなか止まってくれる車はなかった。
いつの間にか日が暮れかかってきた。
暗くなると一気につかまる確率が減るのだ。
だから焦っていた。
リョージがトイレに行ってくるといなくなろうとした
その瞬間!!
一台のワゴン車が止まった。
運転席にお父さん、助手席にお母さん、後部座席に小学生くらいの男の子と女の子が乗っていた。
運転席からお父さんが
東京のどこに行きたいの??
聞かれたので
どこでもいいです!途中まででもいいので乗せてください!!
というとお父さんが
おれら赤羽ってとこまで帰るんだけど乗ってく??
するとリョージの表情が変わった。
え!!ぼく住んでるのは赤羽なんですよ!!
まさかのリョージの住んでいるところから目と鼻の先の場所だったのだ!!
こんな奇跡があるだろうか。
もちろんそのご家族は快く乗せてくれた。
車内は相変わらず、子供たちとクイズ大会で盛り上がるぼくと
ご近所トークで盛り上がるご夫婦という構図ができた。
そして案の定Uターンラッシュで大渋滞に巻き込まれ4時間近くかかったが東京に戻ってきた。
するとお父さんが
せっかくだから家の前まで送ってやるよ!
と言ってくれた。
ヒッチハイクでドアトゥードアなんて展開あるんかい!!
まさに奇跡の男リョージである。
そしてついにリョージの家に到着。
時刻は21時過ぎ。目的達成。
ついにゴールである。
つづく