どうも!次代が生んだスーパースター、ちぐざいるです!!
〜前回までのあらすじ〜
高校時代、漫画のタッチの影響で野球やったこともないくせに野球チームを作った。その名も TEAMアウトロー。
当時珍しかった自宅にパソコンがあった僕は
草野球掲示板に
チーム名や意気込みを書いて対戦相手を募集した。
そしてネットに書き込んでしばらくしたらある日、
家にいたら僕の携帯に一本の電話がかかってきた。
かかってきた相手を知ってビックリした。
『中京テレビのものですが、もしよろしければうちの番組に出て頂けませんか??』
当時、名古屋地域で日曜に放送していた
スポーツスタジアム
という野球の番組で素人の草野球の試合に
元中日の
が代打で助っ人で打席に立つというコーナーがあったのだ。
(僕は知らなかったが)
そのコーナーにぜひ出て欲しいというのだ!
ただ、ものすごく怪しかった。
なぜ僕らのチームを目につけてくれたのか。
普通チームが番組に応募して参加できるものではないのか?
そんな疑問を膨らませながら
それは当日会場に行ってわかることになる。
しかしまさかタッチを読んでノリで作っただけの
まだユニホームもない僕らが
テレビに出ることになるとは。。
会場は庄内緑地公園。
名古屋の端っこまで電車を乗り継ぎ
真冬のものすごい寒い日に球場に向かった。
たしかこの日の前日大雨が降ってなんとか
当日止んだ感じの天気でめちゃくちゃ寒かった。
そして若干迷いながらなんとか会場に着いた。
するとそこには初めて見るテレビのクルーに
すでにアナウンサーもスタンバっていた。
さらに
その時、フジテレビの ジャンクスポーツ
という人気番組に出ていた
金村義明の姿が!!
もうテンションは上がりまくりである。
はしゃぎながらスタッフの人に挨拶に行く。
早速、助っ人役の
金村さんと川又さんの紹介をされ
ちょっと談笑をする。
チームメイトに(てかクラスメイトか)
キャイ〜ンの天野にそっくりな奴がいるのだが
早速いじられていてめちゃ羨ましかった。
やっぱ見た目って強いなぁ。
テレビに出てる人にいじられるなんて
すごいなぁ
と思っていた。
ただ、僕らの助っ人は川又米利だった。
僕は野球全然知らないので川又選手を知らなくて
ちょっと残念な気持ちになったのを覚えている。
(すいません)
そして、きっちりユニホームを揃え、
すでに練習を始めていた対戦相手を
目の当たりにする。
練習を見た時点でレベルが違うことがわかる。
もはやなぜこんなユニホームもない、
フライも取れない、
ノック練習すらまともにできない僕らが対戦相手に選ばれたのだろうか‥。
まさか出演料を取られるのでは‥
とすら幼心に思っていた。
そして、お互いのキャプテンが段取りの説明を
受けるためスタッフの方に集められて
相手チームの人にキャプテンの人に挨拶をした時に
この企画の全貌を知る。
つづく。