アウトローになったらテレビに出れた話【後編】
どうも!時代が生んだスーパースター、ちぐざいるです!!
〜前回までのあらすじ〜
草野球チーム、TEAMアウトローを作ったら、テレビ局から電話があった。
番組の段取りを説明を受けるために両キャプテンが
スタッフさんに集められた。
そこで、相手チームのキャプテンと挨拶をする。
そして、この時初めて僕らが呼ばれた理由を知る。
なんと相手は現役弁護士軍団によるチームだったのだ。
その名も、名古屋ローヤーズ。
そして僕らのチーム名は
(実際に作った帽子)
どんなならず者が来るかと思いきや
僕みたいな奴が来たので
スタッフさんからしたらなんとも肩透かしを食らった感じであろう。。
ただ番組の演出上、整列の時顔を合わせる時
出来るだけにらめつけて欲しいとか
半ば無理のある要求をされる。
そして、いつもなら試合に出たがり、なんならストライク入らないくせにピッチャーやらせろとまで
言う僕が今回はベンチ入りを希望する。
なぜなら、ベンチには代打を控えた川又選手がおり
その川又選手を撮影するために
数台のカメラが
設置されていたので、テレビに映るにはベンチの川又選手の隣が最適と判断したのだ。
そしてプレイボール。
もちろんタッチ読んだだけのチーム名だけで選ばれたチームが太刀打ちできるわけもなく
これアウト取れるのか??
というくらいボロボロだった。
これでは番組にならないと、
急遽フォアボール無しになった。
そんな野球あるかいw
それでも試合にはならず
結局川又選手がヒットを
打たなかったら完全試合になるところだった。
勝手にチーム名で選ばれて呼ばれただけなのに
なぜかスタッフの人に本当に申し訳なくなった。。
最後に1番重要な放送日を確認すると
まだ未定ということだったので
確定したら僕に連絡が入ることになった。
正直お蔵入りも覚悟したが。
しかし、
よほど名前に騙された恨みが大きかったのか
それからスタッフさんから連絡がはいることはなく
たまたま地元の友人から連絡が入り
『ちぐテレビ出てるじゃん!!』
という連絡で初めて気付く。
チームメイトほとんどが見逃すという
なんとも悲しい結末となった。。
おしまい。