どうも!!次代が生んだスーパースター、ちぐざいるです!!
土砂降りの仙台でヒッチハイクをあきらめ、レンタカーにて秋田を目指すことにしたぼくは24時間車を借りることにした。
旅5日目。仙台。
免許証のコピーを取るために奥に行った店員が神妙な面持ちで帰ってきた。
申し訳ありません。お客様に車をお貸しすることはできません。
え!!まさか違反したことがあるから?!ヒッチハイクとかしていて不審者だから?!それとも酒臭い?!(飲んでません)
すると店員は
申し訳ありません。県外のお客様は事前予約なしでお貸しすることはできません。
と言った。
え!!先に言ってよ!!もう気持ちはきりたんぽ食べに行ってたやんか!!
5分でレンタカーの旅は終了することに。
何とも早い幕切れだった。。
またしても振り出しに戻ったぼくは仕方なくとりあえず駅に戻ろうと、
とぼとぼ歩いているとおばあちゃんがいきなり話しかけてきた。
あんたどこ目指してんの??
(あんまはっきり覚えてないけどこんなニュアンスだった気がする。)
これは今考えたら人生に対してどこ目指してんのという問いかけだったのかもしれないが、僕は
秋田の金足農業目指してます!!
と答えた。
するとこのおばあちゃんも甲子園見て感動したらしく
すごいねぇ!!こっから行くんかい!?
みたいな感じで返してきた。
ヒッチハイクで目指してるんですけどこの天気で出来なくて、さっきレンタカー借りようとしたんですが借りれませんでした。
と言うと、
ならそこに高速バスがあるからそれなら秋田までの直行便あるはずだよ。
と教えてくれた。
ふと目をやると目の前に高速バスのインフォメーションセンターみたいなのがあった。
そうか!!バスがあったか!!まさに捨てる神あれば拾う神あり!!
この優しいおばあちゃんの一言で九死に一生を得た。
ありがとうございました!!とお礼を言い早速バスのチケット売り場に行くと
あった!!秋田駅へ行く便が!!
そしてチケットを購入して僕はやっと秋田へのルートを手に入れることができた。
なんだかんだギリギリのとこで助けられた僕はいざ生まれて初めての地、秋田へと向かう。
そこで待っていたのはまたしても事件と素敵な出会いの数々だった。
つづく。