飲酒運転で事故しました。【後編】
どうも!!次代が生んだスーパースター、ちぐざいるです!!
飲酒運転で中央分離帯に激突してしまった僕は
嵐の中、親父と警察を待っていると
20分くらいで現れた。
間違いなく、免停。
もしくは免許取り消しを覚悟したが
警察官の人は、現場検証と怪我の有無だけを
確認して
『あとは保険屋とやってください。』
と言って去っていった。
時間にして10分のことだった。
明らかにお酒の匂いはしたはずなのに
そこは全く問い詰められなかった。
とりあえずぐちゃぐちゃになった車をレッカーで
ディーラーに持って行きたかったが
夜中の1時頃だったので
やっているはずもなく
とりあえず自宅に持って行くことにした。
そして朝になると、駐車場に停まっている
ぐちゃぐちゃの車が近所の話題になり、
近所に住む幼馴染の友達何人からか
ちぐ、生きてるか?!
と連絡があった。
バイパスを走っていたのだから無意識にでも80キロ近くは出ていたかもしれない。
その勢いでノーブレーキで中央分離帯に激突したのだから命があった方が奇跡だ。
結局、親父のチェイサーは廃車にしてしまった。
親父にはさほど叱られることはなかったが
申し訳なさとアホさ加減にかなり落ち込んだ。
そして翌る日の夜。
徐々に気持ちも落ち着きだしてきた頃
よく考えると事故直後からずっと
脇腹が痛い。
横になると痛いし、息をするのも痛い。
これはなんだと思い、次の日
整形外科に行こうとすると母親から
『交通事故での怪我は健康保険適応外だから
言っちゃダメだよ。』
と言われた。
なので問診の時
友達とプロレスやってたら脇腹を痛めました。
となんとも苦しい言い訳を言った。
そして診察の結果。
肋骨が折れていた。
てことはギブスしてさらしみたいなのを巻いて
いかにもケガ人みたいになるのか?!
と思ったら、湿布と痛み止め渡されて終わった。
おじいちゃんやんけ!!
と思いながら、自分のした事を反省しました。
この事故以降、飲酒運転が厳しくなり
当たり前だが飲酒運転はしていない。
自転車に乗るときも飲まない。
失敗から学ぶのが人生だがちょっと失敗が
大きすぎた。
死んでてもおかしくなかった。
あのとき助かった命を精一杯楽しみたいと
思います。
おしまい。