どうも!!次代が生んだスーパースター、ちぐざいるです!!
なんとかラオスについた僕は象使いライセンスの試験当日を迎える。
次の朝6時にドライバーが迎えにきた。
バスではなく普通のワゴン車で迎えにきた。
まだ僕以外は誰も乗っておらずドライバーと2人だった。
しばらく走るとワンピース姿の女の子が乗ってきた。
え?!こいつこんなカッコで象に乗るの?!
とドキドキしていると10分くらいですぐに降りていった。
ツアーのバスを通学通勤で使っているのか!
驚いたが海外ではよくある話である。
そしてそれから香港人の女の子グループ3人が乗ってきて
象使い教習所へ到着した。
場所は山の中。でこぼこ道しかないような完全な山である。
着くととりあえず黒板のある青空教室に案内され
自己紹介が始まる。もちろん英語でだ。
もちろん香港ギャルは英語ペラペラである。
本日のクラスは香港人ギャル3人とちぐざいるである。
飛び交うネイティブな英語。
言わずもがなめちゃくちゃアウェイである。
微妙な空気での自己紹介がおわるとまずは象に
慣れるために2組になって象にライドして近くを一周する。
もう一度言う。本日のクラスメイトは香港人3人とちぐである。
つまり香港人ギャル1人はわけのわからん英語も薄弱な日本人と一緒に組まなくてはいけないのである。
そんな罰ゲーム的なシチュエーションに空気を読んだ蒼井優似のギャルの1人が
私と一緒に乗りましょう!
と言ってくれた。
完全に年頃の女性と同じ椅子に密着しながら20近く象に乗ってドライブ。
完全に好きになるシチュエーションである。
が、会話が弾まない。
もちろんこの時期は英会話に通っていたので
英語力には自信があったが
ホンコンイングリッシュは聞き取りにくかった。
しかし拙い英語力で
この3人組ギャルがただのコギャルではなく
国際ボランティア団体を通じて知り合った3人だということと、それでアジア各国を旅しているということが分かった。
なんだかんだ乗り終わる頃にはめちゃくちゃ仲良くなれてた。
青春ドラマよろしくクラスメイトとの恋物語が始まった。
そんな素敵なデートタイムが終わると
次は座学。
まずは象に指示を出す 象語を
勉強することになる。
そして授業の最後にテストをするのでそこに合格しないと
次のステップには進めないと言われる。
つづく。