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ちぐざいる新聞

次代が産んだスーパースターちぐざいるです!人生をふざけろ!

東日本縦断ヒッチハイクの旅!!その先で見たものとは??⑨

どうも!!次代が生んだスーパースター、ちぐざいるです!!

 

真っ暗な田舎道で拾ってくれたお兄さんに

仙台の被害状況も見てくださいと、

荒浜という海岸に連れて行ってもらい衝撃を受ける。

 

旅2日目。仙台駅前。

 

すでに日付は変わり、午前1時をまわった仙台駅前。

 

初めて訪れる仙台は思ったよりも都会で

ビジネスホテルもたくさんあったので

宿なんてすぐ見つかると思った。

 

が、

これがゴールデンウィークというものか。

 

どこもかしこも満室。

 

ダブルの部屋なら空いているのだがさすがに

30過ぎたおっさん2人が同じベッドで寝るなんて

リアルおっさんずラブな展開は避けたかったので

見つからない。

 

 

気がつけばもう2時近かった。

 

ぼくはもう駅のベンチで野宿しよーぜと

リョージに言ったが

 

リョージは愛知県生まれ都会育ち〜悪そな奴は大体‥

まぁいいや、だったので絶対にホテルで寝たいと言って聞かなかった。

 

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そして探すこと1時間以上。

駅前からだいぶ離れてしまったが一件、

ツインの部屋が空いていた。

 

なんとか野宿は免れたのだった。

 

疲れていたので絶対すぐに寝るのだと思ったら

リョージはバッグの中からパソコンを取り出して

自分がやっている個人輸入業の今日の仕入れや売り上げをまとめ出した。

 

さらにシャワーからでたら英語で誰かに電話していたのには驚いた。

 

聞くと、各国に買い付けのバイヤーがいて指示を出して買わせているのだという。

 

もう本業にしたらえーやん!!

 

 

と言ったが彼は

 

サラリーマンの安定は捨てられん

 

 

と言った。

数年後、彼の言葉を僕は身をもって思い知るのだが。。

 

そんなこんなで寝たのはもう4時近かった。

 

 

まさか昼までは東京の妹の部屋にいたはずの僕が

半日後には仙台にいるのだから旅は

ほんとに面白い。

 

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そして次の日は朝から、、

 

 

行動したかったのだがリョージがまったく起きず

結局チェックアウトギリギリで部屋を出た。

 

とりあえずこれからもっと過酷な旅になるだろうから

体力をつけようと

 

有名な牛タン屋  利久  

 

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で仙台の牛タンを舌鼓。

 

めちゃくちゃ美味しかった。

 

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そして体力復活!!ということで

ヒッチハイクを始めることに。

 

が、市街に入り過ぎてヒッチハイクポイントがなかなかない

 

 

ヒッチハイクに向いてるポイントは

 

①大通り、国道がある。

②できれば人通りが少ない。

③車が停まれるスペースがある。

 

 

とかになるのだが

今いる場所は駅付近で道も狭く人通りも多い。

 

仕方ないから国道があるとこまで歩くしかないなと

商店街をフラフラ歩いていると

ラクションを鳴らしてくる車がいた。

 

まだヒッチハイクのボードも掲げてないのに。

ただおっさん2人が歩いてるだけなのに。

なぜ?!

 

中には見たこともないめちゃガラの悪そうな輩達が乗っていた。

 

 

これが奇跡の展開へと繋がる。

 

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東日本縦断ヒッチハイクの旅!!その先で見たものとは??⑧

どうも!!次代が生んだスーパースター、ちぐざいるです!!

 

何もない田舎道の名取市で心あるお兄さんに拾ってもらえたぼくらは

仙台の被害も見て欲しいとある場所に連れて行かれる。

 

旅2日目。仙台市

 

 

このお兄さん、仙台市在住だったらしく震災の当時の話を生々しくしてくれた。

 

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まず震災の後、市街までの津波の侵入はなかったもの、家はぐちゃぐちゃに。

幸い身内には誰も亡くなった方はいなかったが

2週間ほど避難所生活。

 

さらにライフラインが止まっていた為、1か月以上お風呂にはいれなかったらしい。 

 

その間ガソリンなんて半日並んで待って10リッターとかだったらしい。

 

さらに報道はされていないが家に戻ってくると空き巣に入られている家もたくさんあったという。

 

 

ただ、ご友人は多賀城という海の近くのイオンの送迎バスにのったまま津波に飲まれて亡くなってしまったらしい。

 

まだご遺体が見つかっていない人が2000人以上おり

(2017年5月時点)

震災はまだ終わっていないと。

 

 

 

そしてお兄さんが見て欲しいと言った

 

荒浜  

 

という海水浴場であった場所に着いた。

 

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真っ暗だったので全てを見渡すことはできなかったが、大きな石碑があり、

さらにたくさんの被害に遭われた方の名前がずらっと書いてあった。

 

中には0歳の赤ちゃんの名前もあったりして

ほんとに大変なことがこの場所で起こったんだと

実感した。

 

ここ一帯は、夏になると市街から程近い海水浴場ということもありとても賑やかな場所だったらしいが

震災以降、まったく人気のない場所になってしまったようだ。

 

たしかに見渡しても以前は家や建物があったんだろうという区画はわかったが建物は一切なかった。

 

そりゃこの場所にまた住もうと思うには相当な覚悟がいることだなと思った。

 

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(明るかったらこんな感じだったらしい)

 

そこで手を合わせ宿を探すために市街へと向かった。

 

 

不思議だったのがこの海岸に向かう道で、

いきなりやたら濃い霧に見舞われたり

動画をずっとまわしていたのだが途中から急に

真っ白になって音声も消えたり不可解な現象が

起きたのだ。

 

 

 

そして仙台駅前で降ろしてもらい、お兄さんと別れた。

 

お兄さんが最後に言ってくれた。

 

来てくれて嬉しいです。時間が経ってほとんど報道されなくなってしまいましたが、まだここに住む人達は全然復興は終わってないし元の生活なんて

戻れるわけなんてない。

忘れられるのが1番辛い。

興味本位でも来てくれることが何より嬉しいです。

 

 

正直、興味本位とはまさにその通りで、そんな気持ちできた自分に若干後ろめたさは常に旅の中であったが

その言葉で気持ちが軽くなった。

 

ヒッチハイクでなければ行くことのなかった

荒浜という場所。

 

すてきな出会いが教えてくれた場所になった。

 

 

そして宿を探すことに。時刻は午前1時過ぎていた。

 

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

東日本縦断ヒッチハイクの旅!!その先で見たものとは??⑦

どうも!!次代が生んだスーパースター、ちぐざいるです!!

 

 

旅2日目。宮城県名取市

 

 

羽生サービスエリアで心あるご家族に一気に宮城県に入り名取市というところのドライブイン

降ろしてもらった。

 

 

が、このドライブインの周りは見渡す限り真っ暗の完全な田舎道だった。

 

というかドライブインなんて田舎にしかねーか。

 

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さらに5月とはいえかなり北上してきたので寒い。

 

野宿するにはさすがに寒過ぎるし、なんなら1人は寝袋持ってない。

 

その為、まずは市街に出ることに決めたのだが、

調べたらここから最寄りの市街の仙台駅まで10キロ以上、

歩いたら2時間以上かかるのだ。

 

 

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田舎道な為車の往来もまったくなかった為

仕方なく歩きながらヒッチハイクをして

仙台駅に向かうことにした。

 

 

たまーに通る車に、仙台駅 と書いたボードを

必死に見せてアピールるするが全く捕まらない。

 

時刻は午前0時時近く。

まあ、こんな暗闇で歩いている人怖くて普通の人は

乗せないと思うのだが。。

 

さすがに疲労困憊で寒さも相まって絶望感が漂ってきた。

 

 

口数も少なくなり、ただ下を向きとぼとぼ歩いていると、一台の軽自動車がハザードをたいて止まった。

 

 

 

頭にタオルを巻いたいかにも現場って感じのお兄さんが出てきた。

 

少しなまった口調で

 

 

何やってんすか??

 

 

ヒッチハイクで東京からここまできて寝床がなくて

とりあえず市街に出たいことを伝えると

 

 

武器とか持ってないよね??危ない人たちじゃないよね?!

 

と聞かれた。

 

夜中にこんな変な人間拾ったら当たり前の問いかけなのだが、

多分2人でかかっても絶対勝てないくらいお兄さんはガタイがよかったが。

 

 

そして快く乗せてくれた。

 

(このやりとりはYouTubeにて公開してます)

 

ちょうど仕事終わって帰るとこだったらしく、一回通り過ぎたんだけどほっとけなくてしばらくして

戻ってきてくれたらしい。

 

 

ほんとに神様だ。今日一日でどれだけ神様に出会ったのだろう。。

 

 

そして僕らが今から気仙沼に行き復興を見に行くのがゴールであることを告げると

 

ならぜひ仙台の被害も見て行ってください。仙台も本当に酷かったんです。

時間あるなら今から見て欲しい場所があるんで行ってもいいですか?

 

と言ってくれた。

 

 

 

そしてそこで衝撃の光景を目の当たりにする。

 

つづく

 

 

東日本縦断ヒッチハイクの旅!!その先で見たものとは?⑦

どうも!!次代が生んだスーパースター、ちぐざいるです!!

 

心ある人たちに支えられてなんとか羽生サービスエリアというところまでたどり着いたが

そこからのヒッチハイクに苦戦し辺りは真っ暗になっていた。

 

旅2日目。羽生サービスエリア。

 

暗くなると顔がわかりにくくなる為どうしても捕まりにくくなる。

時刻は20時をまわっていた。

 

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僕はこの度は野宿も覚悟していた為、寝袋を持っていたがリョージは持っていなかった為

何がなんでも捕まえると気合が入っていた。

 

しかし夕ご飯どきも過ぎると車も一気に減り出してしまう。

 

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これはいよいよダメかな。。

 

 

と思った矢先前を通り過ぎた車が止まった。

 

ベンツのワゴン車だった。

 

 

どこまでいきたいの??

 

 

と聞かれたので

 

 

とにかく北へ行きたいです!!

 

と意味のわからない回答をすると

 

 

 

おもしれーじゃん。よくわからんけど乗ってく?

 

と言ってくれた。

 

 

ヒッチハイク成功である。

 

 

乗せてくれたのはなんと都内から秋田の実家に帰る途中の4人ご家族で

お父様は会社を経営しているらしい。

 

 

中に乗ると奥さんと小学生くらいの男の子と女の子がいた。

 

家族団欒の中こんなわけわからない奴らを乗せてくれてほんとに感謝だった。

 

2時間くらい捕まらなくてもうサービスエリアで寝ることを考えてたと言うと

 

運転しているお父様は

 

 

なんでこんなおもしれーやつら乗せないんだろうなぁ。絶対乗せるだろぉ。

 

 

と言ってくれた。

 

 

金持ちはちょっと変わった人が多いのか。

 

 

 

この息子さん、小学5年くらいだったのだが

プロスケボー選手を目指しているらしく

途中立ち寄った郡山サービスエリアで技を見せてもらったのだが、ジャンプしたりくるりと回ったり

説明が難しいのだが

めちゃくちゃすごかった。

 

 

こいつはプロになるなと思い、出る芽は早めに取り入っておこうと

 

ちぐざいるシールを無理やりボードに貼らせた。

 

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車の中はなんか経済の話をするお父様とリョージと

アホなゲームで盛り上がっている子どもたちと僕とで

あっという間に宮城県に入った。

 

ここから道が分かれるので、仙台近くでおろしてもらうことに。

 

しかしこの辺はめぼしいサービスエリアがない。

 

 

仙台付近もなんもないと言われたので山での野宿を避ける為

なるべく仙台駅の近くのインター出口、

名取インターチェンジで降ろしてもらうことになった。

 

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インターチェンジ降りるとすぐドライブインみたいなのがあったのでそこで降ろしてもらった。

 

まだこの先道は長いのにわざわざ一回高速を降りて

降ろしてくれた。

 

ほんとに感謝しかない。

 

そして必ずゴールすること、スケボーのプロになったらちぐざいるシールを付けてアピールしてくれること

 

を約束して別れた。

 

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心あるご家族のおかげでかなり進めた。

 

 

時刻は23時。

 

さて、これからどうしようかと思ったが、

落ち着いて周りを見渡すと

 

 

 

 

何もない!!マジで真っ暗な田舎道だった。

 

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東日本縦断ヒッチハイクの旅!!その先でみたものとは?⑥

どうも!!次代が生んだスーパースター、ちぐざいるです!!

 

心あるイケメンに拾ってもらい岩槻市へとたどり着いた僕らにコワモテの人が近づいてきた。

 

 

旅2日目。岩槻インターチェンジ付近。

 

 

グラサンにスーツ姿のプロレスラーみたいなコワモテの人が近づいてくる。絶対絡まれる!!

とビビっていると

 

サングラスを外しめっちゃ笑顔で

 

ヒッチハイクしてんの?!途中までなら送ろうか??

 

と言ってくれた。

 

 

まさかの展開にキョトンとしてると

 

いいから乗れって!!

 

 

といかにも兄貴分的な勢いで車に乗せてくれた。

 

 

聞くと

この人なんと僕らを運転中に発見してわざわざ脇道を迂回して戻ってきてくれたのだ。

 

 

なんでいい人なんだ。。人を見た目で判断してはいけないなぁ。

 

 

このお方も仕事終わりでこれから地元に帰り友達と合流する予定だったのだが面白そうな2人が見えたのでせっかくだから帰り道まで送っててくれるという

なんとも優しいお方。

帰り道だがわざわざ高速乗ってまで送ってくれるめちゃくちゃ気徳な方であった。

仕事終わりだからスーツだったのね。

 

というかこの日はゴールデンウィークで僕らは休みだったがカレンダーでは平日。

そりゃ仕事の人が多いはずだ。

 

このお方もほんとは地元の最寄りのインターで降りなきゃなのに、僕らができれば高速を降りたくない

とわがままを言ったら

このサービスエリアなら人たくさんいるんじゃないかと

羽生サービスエリア 

 

まで連れてってくれた。

 

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わざわざ高速まで乗ってさらに遠くのサービスエリアまで送ってくれたのだ。

 

感謝しかない。

 

このお方も、応援してるから着いたら必ず連絡ちょうだいね!

と連絡先を交換して別れた。

 

 

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ほんとにヒッチハイクの旅は人の優しさに

触れれるとつくづく感じた。

 

そして着いたのは羽生サービスエリア。

たしかにおっきいサービスエリアでちょうど夕ご飯時ということもありたくさんの人たちで賑やかだった。

 

とりあえずフードコートで食事をして、

そこからサービスエリアの駐車場でヒッチハイクを始めた。

 

道路とちがって駐車場なので車もスピード出てないし、みんな見てくれるから

なんだかんだ順調に進めているしいい感じで

次もすぐ捕まるような気がした。

 

 

 

 

が、ここからまた1時間過ぎてもなかなか捕まらない。

気がつけば真っ暗になっていた。

 

 

つづく。

 

東日本縦断ヒッチハイクの旅!!その先で見たものとは?⑤

どうも!!次代が生んだスーパースター、ちぐざいるです!!

 

個性抜群のリョージと一緒に旅をすることになったぼくはとりあえず王子インター入り口の付近まで

行き、ついにヒッチハイクスタートする。

 

旅2日目。王子南インター付近。

 

正直中学卒業してからどの高校に行ったかすら知らないような関係。

王子インターまで歩きながら空白の20年を埋めることになるのだが

簡単に話すと彼は大学から東京で暮らし、今は会社勤めしながら個人輸入でも稼いでいる

英語、中国語、台湾語を話せるトリリンガルだった。

 

なんかめっちゃカッコいいやん。

実際すげー金持ちっぽかったし。

 

そしてインター入り口ら辺に着くと

 

 

目的地を   東北方面

 

 

と明記してヒッチハイクスタート。

 

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新宿とは違い交通量は多いが人は少ない為、とりあえず恥ずかしいとかは少なかったが

それでもたまに通りかかる人から

 

頑張って〜なんて声をかけられた。

 

 

嬉しいやら恥ずかしいやらな気持ちを抑えながら

ボードを掲げていると

止まってくれないにしてもブレーキを踏んでくれたり、ごめんみたいなリアクションをしてくれる人がたくさんいてヒッチハイクしていて楽しかった。

 

 

 

 

すると30分程で一台の車が止まった。

 

ドライバーの爽やかな男の人が出てきて

 

どこまで行きたいの??

 

 

 

と聞いてきたので、

 

 

気仙沼まで行きたいです!!

 

と告げると大笑いしながら

 

浦和までだったら送ってあげるよー

 

と言ってくれた。

 

 

ヒッチハイク成功の瞬間である。

 

 

この爽やかイケメンの人は、なんと今仕事中で

都内での仕事を終えて今から高速で浦和に帰るところだったという。

 

 

仕事中にこんなふざけた野郎見たら、働け!!

と僕なら思ってしまいそうだがなんて心の広い人だろうか。

 

さらに浦和に帰るはずなのにわざわざもう少し先の

岩槻市というところまで送ってくれたのだ。

 

こんなとこまでしか送れなくてごめんとやたら謝ってきたしほんとに神様だった。

 

最初から神様のような人を拾ってこれは幸先がいいと感謝の気持ちが止まらなかった。

 

 

そして岩槻のインターチェンジで降りて

降ろしてもらった。

 

今回乗せてくれた人全員に、いるいらないは別として御礼の気持ちとして

 

ちぐざいるシールを作成した。

 

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気仙沼に無事着いたら連絡ちょうだいね!応援してるよ!!

 

と言ってくれ連絡先を交換して別れた。

 

 

 

 

ほんと感謝しかなかった。

 

 

 

そしてその勢いそのままさらに北上する為にヒッチハイクを続けた。

 

 

時は夕方17時過ぎ。5月とはいえ西日が眩しい汗ばむ陽気の中、さっきまでの勢いとは裏腹にまったく

捕まらなくなってしまった。

 

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1時間過ぎてもまったく当たりもなく、王子インターに比べたらドライバーさんのリアクションも冷たい。

 

もうこれは少しでも歩いて場所を変えた方がいいかなと思った矢先、ヒッチハイクしている後方の脇道からクラクションを鳴らされた。

 

なんかチャラい車だったしこれはからかわれてるのかなと無視しようとしたら

 

なんかグラサンにスーツのガタイのいいドライバーさんが降りてきてこっちに向かってきた。

 

 

つづく

 

 

東日本縦断ヒッチハイクの旅!!その先で見たものとは?④

どうも!!次代が生んだスーパースター、ちぐざいるです!!

 

東京で出鼻を挫かれ若干心が折れていたぼくに中学時代の友人からメールが来て

一緒に旅をすることになった。

 

旅3日目。東京王子駅

 

 

初めて行く王子という場所で待ち合わせをすることに。

ここは東京か??と思うようなくらい田舎だったし妹が住む場所からめちゃくちゃ遠かった。

 

 

社交性は抜群のぼくとはいえ一緒に旅をする友人は

中学以来会っていない今何をしているのかも知らないレベル。

 

 

 

ぶっちゃけ初彼女との初デートかってくらい緊張していた。

 

ぼくは無言になって変な空気になるのが1番苦手なので

こういうのは最初の会話の入り口が大事だと

まず見つけたら僕から話しかけようと

色んな話題を考えていた。

 

昨日まで気楽な一人旅だったのが一転、こんな気を使う旅になるとは。。

 

 

そして待ち合わせ時間になってメールが来た。

 

多分着いたってメールだから分かりやすいとこに移動しよう

と思って周りを見渡すと

 

すまん。15分くらい遅れる。

 

 

普通に遅刻ぶっかましてきた。

 

 

 

 

結局、15分経って来る訳もなく30分近く経って

やっと姿が見えた。

 

 

 

なんだかんだ幼なじみとは不思議なもので、

20年前よりめちゃくちゃ太っていたが目の悪いぼくでも遠目でハッキリとすぐ分かった。

 

 

 

やっと合流した時はすでに15時をまわっていた。

 

 

とりあえずヒッチハイクしやすい場所に移動する為に

大きな通りがあるところまで歩いていくことに。

 

歩きながらこの空白の20年をうめるべくとりあえず色々話をした。

 

 

 

‥話をしたがなぜか噛み合わない。

 

 

 

 

 

 

やはり20年という時間は長過ぎたのか。。

 

 

 

 

 

 

 

 

いや、あまりにも噛み合わない。

 

 

 

 

 

 

 

というかなんかこいつの話している言葉が

そもそも日本語じゃない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

え?!

 

 

 

 

ちょっ!誰と話してるんだよ!!

 

 

 

 

 

そう聞くと

 

 

 

あ、すまん。今彼女とスカイプしてるんだよ。

彼女台湾人だけど話してみる??

 

 

 

 

 

 

よく見るとこいつイヤホンしてるじゃねーか!!

 

 

 

 

というか今まで合流してからずっと僕とじゃなく

彼女と電話してたのかよ!!

 

 

 

 

さっそく違う意味のギャップを感じ、

これからの旅に一抹どころか十抹の不安を抱えながら

いざ東北を目指して赤羽から遥か彼方500キロ先の

気仙沼を目指して旅をスタートすることになる。

 

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しかしこの友人、リョージはこれから先たくさんの奇跡を起こしてくれるのだった。

 

 

 

 

つづく。