天才ボーカリストの苦悩

どうも！！次代が生んだスーパースター、ちぐざいるです！！

神から授かったヴェルヴェットボイスを持ちながら

EXILEのボーカルバトルオーディションには

落選し、

受かっていれば今頃JSBだったのに

不遇の時を過ごしていました。

しかし、よくよく考えたらぼくとカラオケ行ったことある人はわかると思うが

ぼくの歌い方は完全にモノマネだ。

という事でエグザイル落ちた辺りから方向転換して

ものまね芸人を本格的に目指すようになる。

ちなみにこの時すでに26とかいう年齢である。

夢に年齢は関係ない。

となればまずは披露する場がなくてはいけない。

調べると名古屋の繁華街に

バニラ

というモノマネパブがあるではないか！

http://vanillamc.com

思い立ったら考える前に行動するのが

ぼくのいいところだ。

早速電話をし、そちらで働きたい旨を伝える。

するとすぐにでも面接をしたいということで

次の日仕事終わりに名古屋に寄った。

すると店長と呼ばれている女性の方と

オーナーで芸人の  パクリーさん

がいた。

面接は店長がしてくれた。

『早速働いて欲しいけど

どちらにしてもすぐにはステージには立てないよ。

まずは音響やホールをやっていきながら

オーナーにネタを見せて合格をもらったら

ステージに立てるから。』

と言われたが

ぼくは自分のモノマネに絶対の自信を持っていたためすぐにステージに立てる自信があった。

シフトは平日と土曜日の計3日くらい入ることに。

時間は仕事終わって20時からスタートで

終わるのはいつも1時頃だった。

なので家に帰宅したら3時とかだった。

最初はデビューのために気合いで乗り切れたが

オーナーはなかなかぼくのモノマネを見てくれず

なぜヴェルヴェットボイスのぼくがデビューできないんだ！

というジレンマを抱えながらホール業務に従事していた中

だんだん昼間の仕事中にものすごい睡魔が

襲ってきたり支障をきたすようになってきた。

結局2週間くらいで辞めてしまった。。

そしてモノマネパブをやめて1カ月くらいたった頃

フジテレビのものまね王座の素人オーディションが

名古屋の東海テレビで行われたので

もちろん行くことに。

すると待合室でやたら視線を感じる。

ふと目をやるとそこには

モノマネパブのオーナー、パクリーさんが！！

まさか店ではなく東海テレビでぼくのモノマネを

披露することになるとは。。

おしまい。