友情とは?幼なじみに思いっきり殴られた日。
どうも!!次代が生んだスーパースター、ちぐざいるです!!
ぼくが通っていた高校は今でこそ某有名ユーチューバーの母校で有名だが、
もともとはスポーツが盛んで
スポーツ特待生がたくさんいる強豪校だった。
そしてぼくの中学からもスポーツ特待で入学した生徒が何人かいた。
その中に、サッカーのスポーツ特待で入学した
シラという友人がいた。
小学校の時からの友人の
このシラはなかなかの逸材で小学生の頃に
市内のクラブチームで全国優勝を経験し、
大学時にはJリーグのチームからスカウトされるくらいの実力の持ち主だった。
しかしながら高校時代はなかなか結果に結びつかず、
一度も全国を経験しないまま引退、卒業することになった。
サッカーをするために入った学校でのこの結果は
かなり悔しいものだったであろう。
しかしながらシラの代の1つ下の世代が
なんと冬の名物 全国高校サッカー選手権大会
に出場を決めたのだ。
やはり全国大会にでるということはすごいことらしく
すでに卒業していたぼくたちにも寄付金の依頼が来たりした。
さらに選手の何人かはファンレターが毎日のように届く人気ぶりだったらしい。
そんな後輩たちが快挙を成し遂げた直後、
幼なじみ数人と行きつけの地元の焼き鳥屋に行くと偶然シラがいた。
シラも友人何人かと飲んでいた。
シラたちのグループと合流して飲むことになった。
徐々に
お酒も入りつい聞いてはいけないかもだけど
高校サッカーの件について
今の心境を聞いてしまった。
いや、後輩すごいね。実際どうなの?
シラはこう言った。
『そりゃ嬉しいよ。自分たちの後輩が俺らの無念を晴らしてくれたんだから。
でも本音を言うとやっぱり悔しいよね。』
と本音であろう気持ちを語ってくれた。
そこでぼくはつい調子に乗り、絶対言ってはいけないことを言う。
『まぁシラたちじゃダメだって思ったんだよなぁ』
シラはヤンチャなグループに属していたが
比較的おとなしい性格なためクラスでもよく
みんなの前でぼくがいじってこまらせる
みたいな展開はよくあった。
‥が、
そう言った瞬間ぼくはシラに胸ぐらを掴まれ店の外に連れてかれた。
そして思いっきり顔面を殴られたのだ。
ぼくはそのままとなりの空き地に吹っ飛んだ。
殴られるとこんなに吹っ飛ぶのかと驚いた。
もう
完全に酔いが覚めた。
もちろん席に戻ってからみんなが殴られたぼくではなく
シラの味方についたのは言うまでもない。
p.s
この事件は本当に反省してます。
ぼくも
昔本気で挑んでたM1をバカにされた時本当に
キレたんで。
おしまい。