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ちぐざいる新聞

次代が産んだスーパースターちぐざいるです!人生をふざけろ!

10年間お世話になった会社を辞めた理由。人生の分岐点④

どうも!!次代が生んだスーパースター、ちぐざいるです!!

 

生産管理という部署に後輩が入った為

ぼくは営業に戻ることになったが

意地になり辞めると言い出してしまう。

 

そして夜勤専属へと変わった。

やる内容は極めて単純作業。

 

ただ製品をセットしてボタンを押すだけ。

それをひたすら8時間朝が来るまでやり続ける。

囚人のような生活だ。

 

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単純作業で今までみたいに誰かと揉めたり謝ったりすることもなう給料増えるなんて最高じゃん!!

 

と喜んでいた。

 

 

 

 

しかしこの夜勤が思っていたよりもハード。

 

ぼくの悪い癖でいつも最初はどんなこともナメてかかってしまう。

 

単純作業なのだがとにかくまず

 

①人と話せないのが辛い。

おはようございます、とお疲れ様でした以外話さず一人暮らしだった為ほとんど誰とも話さない毎日を過ごした。

 

②昼間に寝れない。

とにかく時間が22時から朝7時とかだったので

当たり前だが帰ると外は明るい。

この明るさがなんとも脳を覚醒させ眠りを妨げるのだ。

 

③週末ずっと体調悪い。

ずっと夜型ならいいのかもしれないが週末に夜中遊んでくれる人などいるわけもなく週末は昼型に戻す為明らかに身体に無理をかけているのがわかる。

 

 

以上の理由で夜勤をやっている人はめちゃくちゃすごいんだなとリスペクトした。

 

そしてなによりずっと夜勤というのが辛い。

 

そして最初は気楽にやっていた夜勤も次第に

疲労がましてくる。

 

そんな時、社長から面談のスケジュールが入った。

 

朝9時からだったので

 

仕事を朝7時に終えて2時間車で仮眠をとって臨んだ。

 

社長から

 

どうだ?夜勤はきついだろ。』

 

と聞かれたので

 

思っていたより体力的にハードなのと

なにより人と話せないのがキツイです。

 

 

といった。

 

すると笑いながら

 

だろうな!あんたにあの仕事が勤まるとは思ってないわ!営業に戻ってきなさい。』

 

と言ってくれた。

 

しかし、戻りたいですが男は一度口にしたことは責任を持たなくてはいけないのでムリです。

 

と伝えると

 

なら俺の独断の判断で戻すから、周りに何か言われたら社長が勝手に戻したと言っていい。』

 

とまで言ってくれた。

 

その日は、少し考えさせてくださいと

後日また面談をすることになった。

 

帰宅するとすぐに会社のグループラインに社長から

みんなに通知が入った。

 

そこには

 

千種くんは来週より私の独断で営業職に復帰します。これ以降異議申し立てがある場合は本人ではなく当方に申し立てること。本異動に対し本人に問い詰めることを固く禁ずる。』

 

と。

 

 

この時、正直引くに引けなかった現状と完全に行く場所を失ったぼくは 

この優しさに涙が流れた。

 

 

 

 

 

 

つづく。