カンボジアの地雷博物館に行ってきた。戦争の悲惨さを生々しく伝える。
どうも!!次代が生んだスーパースター、ちぐざいるです!!
今回はいろいろあったカンボジア日帰りの旅での
ハイライト、
1番行きたかった地雷博物館について書いていきたいと思います。
僕はカンボジアに行ったらむしろアンコールワットよりもむしろこの地雷博物館に行きたかったのです。
なぜならまだカンボジアには内戦時の
たくさんの地雷が埋まっており、
実際、街に出ると足や腕のない方たちがたくさんいた。
そう、まだ戦争は終わっていないのだ。
博物館といっても建物はなく基本公園のような
作りになっている。
中に入ると、まだ残っている地雷が生々しく
表示されている。
このようなものがカンボジア中にたくさんまだ
残っているのだ。
そして何も知らず踏んでしまう子供たちが後を絶たないらしい。
そんな悲惨な状況をありのままに伝えてくれるのが
この地雷博物館である。
また、博物館の中に意味ありげに一本の木が生えている。
あまりに不自然なのでスタッフの人に聞くと
戦争時代、この木に赤ちゃんを叩きつけて
殺したのだという。
言葉がでなかった。
さらに施設の中にある吹き抜けの建物の中に入ると
ポルポト時代の悲惨な虐殺を伝える絵などが
展示してある。
ポルポトは医者や教師など頭のいい人間を
危険分子と決めつけ無差別に殺していったのだ。
それが30年ほど前の出来事だから信じられない。
またたくさんの骸骨が山積みになったケース
などもあり生々しい。
一体何人の人が犠牲になったのだろう。
今自分が生きている現実との違いに打ちのめされながら
博物館を後にすると
外では
マネー、マネー
と寄ってくる子供たちに囲まれた。
まだ世界中に戦争が終わっていない国がたくさんあるのだ。
犠牲になった家族にとってはこの出来事は
過去でもなんでもないのかもしれない。
そんなことを感じたカンボジアの旅でした。
真面目過ぎたので次は笑える話を書きたいと思います!
おしまい。