私がホームレスになった理由【第2話】
どうも!次代が産んだスーパースター、ちぐざいるです!
※あらすじは昨日の記事参照ください。
ということで、
社会人初日から部署移動を命じられた私は
毎朝毎朝、床で寝ている諸先輩方を
起こさないように掃除をしていた。
仕事内容はというと
お客様の所に出向き
(お店だったり事務所だったり‥)
広告のレイアウトだったりキャッチコピーを
考えたりするのだ。
そう、あの某有名情報誌は
お客様の広告費で成り立っているのだ。
(そのくせきっちり600円?くらいとるから
ビックリしたが。)
当時はそこまでネットが普及していなかったので
売り上げは青天井でものすごく忙しかった。
そしてそのお客様というのが
皆様のご想像通りそっち系の人達なのだ。
そんな素晴らしく緊張感のある職場で
私はやっぱりミスを犯してしまう。
どんな業界にもあると思うが
やはりコンペチターの存在は気になるわけで
同業同士仲がいい悪いもある。
だから載せるページも気を使う。
本は見開きで見る為ここの隣はやめてくれ
というのがあるのだ。
とはいえそれは会社全体としての認識でもあるで
よほどそのようなミスは起こらないのだが
神様は時としていたずらをする。
※ここからは直接的な表現は避けたいと思います。。
ある日、配達をするお店のオーナーから電話があった。
『おい!今月の校正ちゃんとしたか?!』
そう、更に万が一に備えて発売前にページの
最終チェックをするのも仕事なのだ。
『お前あそこの店の隣にうちの店の載ってるじゃねーか!!』
それを怠ったのかうっかりなのかは
覚えてないが絶対怒らせてはいけない
人種の方を完全にブチ切れさせてしまったのだ。。
社会人最初の大きなミスにテンパったが
ただ、社内的には然程問題にならず
一緒に謝罪に行って頂くA課長も
『おれもよく新人ときはやらかしたなぁ。』
なんて気楽な感じだった。
実際そっち系のオーナーというと
安岡力◯みたいな人を想像するだろうが
実際はものすごくヒョロッとした優男なのだ。
(年齢は40過ぎくらいだが)
※イメージこんな感じ。
ただ、そんな気楽なムードは事務所、
正確にはそのオーナーが住んでいるマンションに
着いたら一気に消え去った。
続く。