ベンチャー企業の真実【第5話】
どうも!!次代が生んだスーパースター、ちぐざいるです!!
〜前回までのあらすじ〜
経費が定時内に精算できなかったり自腹で自転車購入されたり昼飯食べようとしたら怒られたり、洗礼をうける。
そんなストイックなチームリーダーのもと、
毎日の業務は何をやるかというと、
言ってもまだまだ急成長中のベンチャー企業である。
基本、昼間は夕方までひたすら飛び込み営業である。
そこで次に僕を悩ませたのが、
毎朝ミーティングでやる
飛び込み営業ロープレである。
簡単に言うと
伊藤リーダーが気まぐれで選んだ2人が
飛び込む側、飛び込まれるお店側に分かれてやる
シチュエーションコントである。
これを毎朝見せられたあと、
みんなでダメ出しをするという地獄のような時間である。
される側もする側も嫌な気分になる最悪の時間だった。
ただ、コントは僕の本業という事で
毎回笑いを取っていたので
グループの皆さんからは
『千種くんの時は楽しみ』
と好評だった。
そう、ある日グループのみんなで飲み会があったのだが
みんな伊藤リーダーのグチやこの会社ありえないとかそんな話ばっかりだったので
周りが僕と同じだったので救われた。
そんな中、僕の歓迎会をしていただけることになり
ありがたかったのだが、
会計を集計する時
さすがに僕は払わないだろうと内心思いながら
財布からお金を出すと‥
普通に会費を徴収された。
★ベンチャー企業の常識★
【3】歓迎会は主役も自腹
まぁ、これはそこまで気にすることではないが‥
そんな歓迎されているのかされていないのか分からないまま仕事に励む毎日だったのだが
次に僕を悩ませたのが
毎朝、よくわからないミーティングのために
8時には出社する為、
朝6時には起きる生活。
そして帰りはというと、
これは東京から帰ってきて名古屋営業所で
実際に働くようになって初日のこと。
まだ、自分の業務なんてないので
6時定時なのだが、
誰も帰る雰囲気にならないし
空気を読んで7時くらいまではやることなくても
残っていたのだが
さすがにもう初日みたいなもんだし
帰ろうとしたら
伊藤リーダーと目が合い
『もう帰るん??ちょっと誰か千種くんにやってもらうことない?暇そうだぞ。』
と周りも僕に仕事を振らなくてはいけない空気になり
結局入力作業を山ほどもらいそれから
2時間も仕事をした。
しかしこんなのは序の口であった。
つづく。