ベンチャー企業の真実【第2話】
どうも!!次代が生んだスーパースター、ちぐざいるです!!
〜前回までのあらすじ〜
フリーターとして人生舐めきっていた時に受けた
成長著しい企業、ぐるなびに合格する。
またまたサラリーマンになってしまった僕は、
初日からさすがに遅刻するわけにはいかないと
9時スタートだったのだが30分以上前には
着くように満員電車に乗り向かう。
何だかんだその時住んでいた実家からは
1時間半くらいかかるのだ。
そして30分以上前に着いてしまったので
さすがに早すぎたかな?と思って
事務所のドアを開けると
すでに、事務所の隅のスペースに椅子を並べて
ホワイトボードを使って会議をやっていた。
え?!時間を間違えたかな?!
と、時計を確認したがまだ8時半前だ。
わけがわからないまま
すいません!遅くなりました!!
と謝ると、
会議に参加していなかった事務と思われる女性が
『いいえ、遅れていませんよ?今は朝のミーティングをやっているんです。
ただ、明日からはもう少し早く来てくださいね。
毎朝8時15分からミーティングやるんで。』
★ベンチャー企業の常識★
【1】定時より45分前に強制出社
もちろん無給である。
そして、とりあえずミーティングが終わるまで
やることないので近くて立って待っていることに。
当たり前だが気になるのだろう、
ちょくちょく視線を感じながら
ミーティングが終わるとすぐに
朝礼。
この朝礼もさすがベンチャー、
全国の営業所とテレビ電話で繋ぎ、
全社員参加の朝礼をする。
まあ、内容は点呼と偉い人の話
くらいなのだが。
そして全体朝礼が終わるとやっと
名古屋営業所の朝礼。
この時点で朝のミーティングから考えると
すでに1時間以上経過しているという件。
そして簡単に自己紹介をして業務スタート。
名古屋営業所は営業所長がいて
その下にユニットと呼ばれる2つのグループに
分かれて、総勢20人くらいだった。
あと総務みたいな内勤が1人いた。
僕はいかにも仕事できます
みたいな短髪、爽やか、スリムな
伊藤リーダー(まだいるかもしれないから仮名で)
のユニットにつくことになる。
メンバーはほかに
川瀬さん(28くらいのショートカットの年上女性)
みちょぱ(同い年のムードメーカーなギャル。
社内のいじられキャラ)
アネゴ (かなり歳上の、と言っても35くらいだが
気の強い女性)
ジミー(地味だが頭がいいので仕事はできる歳上
男性。多分2個くらい上。)
メモ魔 (僕よりちょっと早く入った3個くらい上の
やたらメモ取る人。さすがに営業所朝礼で
所長が言った 風邪に気をつけましょう
をメモってた時は笑えた)
※名前覚えてないから適当。
という個性あふれるメンバーに囲まれる事になる。
つづく。