ビーチボーイズしたあの夏の日①
どうも!次代が生んだスーパースター、ちぐざいるです!!
なかなか暖かくならないなと思っていたのが
嘘のように一気に夏になってきましたね。
ぼくは夏が大好きです。
そんな大好きな夏を誰よりも楽しんだ年がありました。
皆さんは
というドラマをご存知だろうか?
海の家を舞台にした男2人の友情を描いた
1997年にフジテレビ系列で放送された月9である。
僕は当時中学2年生だったのだが
いつかこんな夏を過ごしてみたいなぁ
とずっと思っていた。
そして時は過ぎ、
そんなことも忘れかけたまま社会人になっていた。
が、色々ありやめてしまいフリーターになっていた
24の夏である。
仕事もなくやりたいことも見つからず、
情けないが毎日を怠惰のごとく過ごしていた。
そんな梅雨も明けた7月の頭
とにかく時間だけは有り余っていたので
その日、高校時代の友人ジョナと一緒に愛知県にある
内海海水浴場に遊びにきていた。
これが運命を変える夏になるとも知らず。
ジョナは大学時代この内海海水浴場の近くにある
学校に通っていたため近くで下宿していた。
その為、この内海海水浴場にはしょっちゅう来ていたらしく
顔が広かった。
そして、ジョナの仲のいいおばさんがやっている
海の家があるというので
そこの駐車場に車を停めることにした。
その海の家は
海南荘
といい、
民宿、休憩、シャワー、更衣室、レストラン
を兼ねていた。
一階がレストランなのだが
夏っぽい音楽が流れ
最近改築したらしくシャワーも更衣室もキレイで
屋上には海を見渡せる展望台もあり
素敵な建物だった。
オーナーのおばさんもとても明るくノリがよく
まさに海で働く人という感じ。
そこでバイトをしていた一個下の
ヒデちゃんという子もとても感じのいい子で
店の雰囲気も良くいいところだなぁと思った。
そして、ジョナと一緒に海水浴を楽しみ
帰り支度をしながら
オーナーのおばさんと話していると
とても盛り上がって
おばさんが衝撃の一言を。
『ちぐりん面白いわ!ここでバイトしてってよ!』
もちろん僕がニートなんて知らないので
半分冗談で言ったのかもしれないが
幸か不幸か僕は働いていなかった。
え!!やります!!
ここから僕の一生忘れない濃い夏が始まった。
つづく。